2000/1/6
クラッシュディスコグランバザール
(秋葉原GOODMAN)

*:おはようございまーす!

ジャレコ(以下J):オハヨウゴザイマース!
リョウオノ(以下O):うぃーす!

*:あれ?ケムコさんはどうしたんですか?

ガン!ガン!!(壁をたたく音)
ボゴ!カラカラ!(ゴミ箱を蹴飛ばす音)

ケムコ(以下K):チクショー!こんなんつまんねーよ!!

*:おはようございます。ケムコさん荒れてますね。

K:今回のライブは失敗だ!さぁ、帰った帰った!!

(ジャレコとオノ、なんとかケムコを押さえつけて椅子に座らせる。)

*:どうしたんですか?

K:さっき言った通りだよ!全然おもんなかっただろ!

*:そんなことないですよ。私は笑えましたよ。

K:そーじゃないんだよ!俺がおもんなかったんだよ!!

*:まぁ今回は前々から言ってた通り、
  かなり実験的な内容でしたからねぇ。

K:俺たちがライブやる理由わかる?

*:はぁ?

K:俺とジャレコがオノくん見て笑うためだよ!

(3人唖然とする)

K:ゴメン。言いすぎたよ。

J:まぁねぇ。RYOONOのダンスを楽しみにしてるお客さんも
  いっぱいいますからねぇ。

*:今回はRYOONOが武道館の前から会場の秋葉原まで
  マラソンで向かうという内容で、ステージにはフロントマンが
  不在でしたからね。確かにお客さんをあおりにくかったでしょうね。

K:つまらなかったもうひとつの原因は、演奏するブースより前に
  スクリーンを張っちゃったんで、演奏中は俺らから映像が見えないの。
  そんで、演奏中に客をあおるタイミングが取りづらかった。
J:映像とパフォーマーの動きも同期させたいからね。

*:グッチ裕三の「ヒッパレダンス」とかですね。

J:あと、最大の失敗は、なんと!オーディオアウトのLのコードが
  抜けてた!!
K:つまり、音は右のスピーカーからしか出てなかったらしい。

*:ガーン!!

K:ジーコ演奏中にいきなりPAさんがステージに乗ってきたんで
  「なんじゃー」て思ったら「ラインのLが来てないんですけど」って。
J:たぶん俺らのセッティングのときテーブル動かしたじゃん。
  あん時抜けたんじゃない?

K:あーもう!なんにせよ、今回は失敗!!
  来てくれた皆さん、申し訳ありませんでした!!

*:まぁまぁ。良い悪いはともかくとして
  「実験しないステージなんて意味が無い!」って
  ケムコさんおっしゃってたじゃないですか。

・・・・・・・・・・

(昨年、居酒屋「すずめのおやど」にて)

J:俺らもだいぶライブになれてきたから、
  もうちょっと本数増やしてこうぜ。
K:でもさ、ただ音と映像垂れ流して、オノ君がダンスして、
  「はい、これがライブですよ」って違うと思うんよ。
  ただヒット曲やればいいってもんじゃないじゃん。
J:確かに、「俺たちにしか出来ないステージ」を作っていきたいよな。
K:そう。常にお客さんと俺たちは一期一会。
  「実験しないステージなんて意味が無い!」
J:そうだな。よし。もっと凄いアイデア考えようぜ!!

・・・・・・・・・・

*:あのときのケムコさんの目は輝いてましたよ。

(ケムコ、うつむく。目からは光るなにかが垂れ落ちている。)

K:そうだな。俺は考え違いをしていたよ。
  俺たちは今考えられる最高のものを出したつもりだし、
  ウケたウケないはお客さんの好みかも知れないもんな。

*:「フロントマンをわざと不在にしてステージを進行させる。」というのは、
  実験としてはかなり印象に残るものだと思いますよ!

J:ちょっと実験がブットビすぎて、お客さんもついて来れなかったかもね。
K:FUの欠席。ステレオの遅刻と続いてRYOONOも不在。
  タイミングが悪かったということもあるな。
 (当日、メインステージのライブはパフォーマーが居ないという事態が
  続いてしまった。)

*:まぁ、次がんばればいいじゃないですか。
  ハイ、インタビューに戻りますよ。

K:まずねー、ステージに登場するとこからダメだった。
  お馴染みオープニングのメロディーにのせてカッコよく登場したつもりが、
  マイクスタンドに顔ぶつけて転倒した。
J:それに続いて、俺もぶつけた。

*:んもーう。気をつけてくださいよぉー。

K:そんでここからはヒット曲オンパレード。
J:今回は今までにウケた曲中心でやったの。なぜかというと、
  映像の右下にオノ君のマラソンを中継で映すから。
K:もう、曲を聞かせるというより、曲自体もハーフタイムショーの中に
  取りこんじゃおうというのが今回のテーマだからね。

*:壮大なテーマですね。

J:つまりヒット曲ばかりだけど、一曲一曲じゃなく
  全体をひとつのネタとして見てくれっていう。

*:なるほどねー。そんで新曲に力を注ぐより、今までの人気曲を使った
  というわけですね。

K:で、今回唯一の新曲「プロ野球珍プレー」はどうだった?

*:普通、みのもんたネタやるなら、「おもいっきりテレビ」とか、
  「貧乏脱出計画」とか使いそうなところを、あえて「珍プレー」って
  ところがスペランカーズらしいですよね。

J:あの帽子飛ばされる選手の映像、しつこく使いまわすとこが
  オモロいでしょ。

*:そして人気曲「チューボーですよ」を演奏するころには、
  オノさんは浅草のあたりを走ってますね。

J:雷門の前での撮影は大変だったよ。
K:なんせすぐ横に日テレのグッズショップがあるからね。
J:あとで店の人にすごいヤな顔されたよ。

*:俺たちのマネして何やってんだ?って。(笑)
  (オノ君は24時間テレビのTシャツを着てマラソンしてるので)

K:そしてその後、今回最大の実験!
J:「お料理BANBAN」の演奏中に臨時ニュースが入り、
  曲をとめて現地レポートが割り込む!!

*:んもーぅ。気持ちよく踊ってたのにぃ、、、

K:さすがに演奏中の曲を中断しちゃう奴は俺らくらいしかいないでしょ。
J:この実験はわりと成功だったね。うけてた。

*:「オノくんが上野公園付近で倒れた」って急に言われて、
  もうショックでしたよ。

K:その後、最後の力を振り絞って立ちあがる姿は感動したでしょ。

*:涙がこぼれました。

J:そんで「いい日カニ玉」が終わった頃にオノ君が秋葉原に到着して。
K:みんなでサライを合唱してオノ君を迎え入れようとしたんだけど、、、

*:お客さんだれも歌ってない、、、

J:ちょっと曲がマイナーすぎて歌えなかったんかなぁ?「サライ」知らない?
K:ステージ上、かなりサブかったですよ。

*:でも、RYOONOがステージに乗ったところでは、
  さすがに盛りあがりましたね!!

J:あそこで感動しない奴は鬼でしょ!!

*:私も泣きました。

K:つーことで、ラストの「RYOONOのテーマ」だけは盛りあがって
  いつものスペランカーズを取り戻しました。

*:はぁ。ということで、今回はかなり地味な印象のステージでしたが、
  実験としては、やる価値はあったと思いますよ。

K:ありがとう。

*:でも、今回のイベントでは、トリのバンド「ディスコロマンス」の方が
  オモロかったですね。

一同:てめぇー殺す!!

曲目リスト

1:入場テーマ〜武道館レポート

2:赤坂 (中継:武道館周辺)
3:プロ野球珍プレー
4:チューボーですよ (中継:浅草仲見世)

5:浅草雷門からレポート

6:ひとりでできた (中継:浅草オレンジ通り)
7:お料理BANBAN (途中で中断)

8:上野公園から緊急レポート

9:ヨネスケ (中継:上野駅前)
10:いい日カニ玉 (中継:秋葉原)

11:サライ(中継:秋葉原〜ライブハウス入り口)

12:RYOONOのテーマ

ハーフタイムショー

RYOONOがマラソンに挑戦!武道館からスタート。

ライブ中もオノくんの姿は常に中継(右下に注目)

観光客でにぎわう浅草雷門の下を通過!

オノくん、上野公園でついにダウン?

最後の力を振り絞り上野駅前の人ごみを走り抜ける。

サライ合唱に迎えられ、ついにゴール!!

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