

まさかあの伝説のイベント「おもしろビデオレター」が
今年も開催されるとは思わなかった、、、
某テクノショップで手に入れたイベント告知ビデオを手にしたとき、
驚きで声が出なくなった。
そして当日、そこには私の期待を大きく上回る熱狂があった。
まず、入り口のロビー(2ndフロア)では
前回まったく緊張で冷や汗流しまくりだった「DJレーザーメス」が
今回はニコニコ顔で回していた。
彼の機材がスゴイ。
CDJ1台(!)
KORGカオスパッド
DJミキサー(コードが接続されてない)
つまり、はじめからミックスされてるCDを垂れ流して、
カオスパッドでエフェクトかけてるだけなのだ!
しかも、彼はDJやりながら自分のMIXCDとかTシャツとかの
グッズ販売もしてる。「いらっしゃいませー」て。
こんなバカDJ初めてみたわ。
そしてメインフロアのほうへ足を運ぶと
DJTOMOKOが回していた。
前回のおもビは正直言ってVJがスゴイ顔ぶれだったのだが、
今回はVJなし。
デカいスクリーンに延々と「加トケンごきげんテレビ」の
おもしろビデオが流れていて、お客さんはみんな
口をポカンとあけて唖然としていた。
まぁ、お客さんの期待を裏切るのもクリニックらしいといえば
そうなので、なっとく。
TOMOKOのノリノリDJが終わると
「クリニックの良心」ことDJBEEPMANが登場!
今回もアッパーな選曲でグイグイ躍らせたかと思うと、
最後は電気グルーヴ大会に。
ま、これもBEEPMANぽいね。
彼は自分のDJが終わると、「こんなアホにはついていけん」とばかりに、
さっさと帰っていきました。
「たまにはスペランカーズのライブをみてってあげればよいのに、、、」
と筆者は思った。
まじめタイムはここまで!!
「チーム2000(ツーサウザンド)」の応援ビデオレターを真似した
DJやVJ達からの応援メッセージがスクリーンに映し出され、
そこにFUの顔が映し出されると、観客がドッと前の方に押し寄せる!
前回のおもビのときは「なんだコイツ」という感じだったのに、
たった1年間でこの人気ぶりはどーいうことだ?!
一曲目の「何もせず、働かず、、、」っていう曲から
ダンスがヒートアップ!
観客からは「早えぇー。(手の動きが)」という感嘆のため息が漏れていた。
最近のヒット「紙皿投げ」、人気曲「ドラ抜き」などですごい盛りあがり、
プレビュービデオにも収められた「ヤバイかも」がかかると
お客さんは大喜び!!「やばいかもー!」の大合唱!
FUも声援に負けじとパソコンのキーボードを床に叩きつけて
破壊するパフォーマンス!
こぼれ落ちた部品を客席に投げるとけっこう嫌がられていた。
すさまじい盛りあがりでFUのステージが終わると、
お馴染みDJジャレコの登場。
オービタル、プロディジー、モデル500、ポールヴァンダイクなど、
なつかしヒット曲オンパレードでつないでいた。
途中「ハルシオン」を自ら歌ったり、「この曲何?」と客に聞かれて
「これはプロディジーのNOGOODです!」とマイクで答えてあげたり、
お茶目でアットホームなDJが楽しめた。
続いては、前回のおもビで大好評だったクリニック映画、
「こちら泌尿器科」の再上映。
「前回見逃した人のためのプレゼント」ということだが、
「一度見せたネタは二度見せない」というポリシーの
クリニックレコーズ。何かウラがあるのでは?と勘ぐってしまうが、
やはり、この映画の面白さはすごい!
始めて見るお客さんはやはり呆気に取られていた。
拍手喝さいの中、映画が終了し、
続いてはおなじみディスコロマンスの登場。
彼らはまたしてもやってくれた!
「デスコの部屋」と称して、ゲストという設定の初孫氏に
むりやりタバスコ一ビン振りかけたホットドッグを食べさせ、
その後バースデーケーキを投げ付けるネタを披露。
この時、彼らは重大なミスを犯してしまった。
いったん楽屋に引っ込んだボーカルのあかなめ氏に
主催者のジャレコが壁の張り紙を指差して、
「そーいうことだから。」
『食べ物等で床や機材を汚した場合、実費で弁償していただきます。』
彼らは床にシートを敷き忘れてこのネタをやってしまった。
何も知らず大ウケの観客と、すでに真っ青のディスコマメンバー。
ライブ前半と後半でのテンションの差がかなりおもろかった。
(メンバーはライブ終了後にひたすら謝り、許してもらったそうです。)
ディスコマライブが終わると再びスクリーンが下ろされた。
またクリニック映画?
なんと!初公開となる「こちら泌尿器科」の続編だった!!
「こちら泌尿器科2 before after」と称されたこの映画は
医療ヒューマンドラマだった前作と方向性を変え、
誰でも経験する「初体験」の甘酸っぱい思いでをテーマにした
胸キュンのラブストーリーに仕上がっていた。
「手術」により大人の男に成長する主人公の心理を
笑いを交えつつ演出するDJケムコ監督の手腕はさすが!
これまた映画が拍手喝さいで終わると、
会場にはおなじみの「ウィーウィルロックユー」が流れた。
スクリーンにスペランカーズのロゴが映し出されると、
会場の興奮はピークに達した!!
そしてスペランカーズ、興奮の50分にも及ぶライブ!
明らかに昨年のおもビより一回りも二回りも成長している。
そしてライブの最後にはスペシャルなゲストも登場し、、、
とにかくこの模様はスペランカーズスペシャルインタビューで
確認して欲しい。
スペランカーズが終わると、去年と同様にDJあかなめが
おもしろニューウェーブで盛り上げるが、
今回はライブが押し押しになったため、DJは短め。
ステージに出演者が集合し、
DJジャレコがイベントの終了を告げる。
「本日は嵐の中、多くの方々のご来場ありがとうございました。
おもしろビデオレター2は以上で終了でございます、、、」
その時、その声をさえぎるようにDJケムコが
「ちょっと待って!」
会場の全員の視線がケムコに集まる。
「今日のイベントが成功したのは、
オーガナイザーのジャレコが頑張ったからだと思います。
そこで僕達からジャレコに歌の贈り物をしたいと思います!」
一瞬会場は呆気に取られていたが、
感動的な提案ではないか!
スクリーンには、イベントのためにがんばっている
DJジャレコの姿が映し出され、
スマップの隠れた名曲「ベストフレンド」が流れる。
出演者がみんなで歌いあげると、ジャレコの目にはうっすらと涙が、、、
こんな感動を味わえるイベントは、
おもしろビデオレターのほかに無いのではないだろうか?
外は嵐も止み、心地よい疲労感の中
渋谷DeSeOを後にした。
来年も「3」があるのか?
まだわからないが、是非期待して待っていよう。