1999/5/22
アーケードアタック(スペランカーズ)

ジャレコ(以下J):おはようございまーす。
ケムコ(以下K):ウイース。

*:おっ。今日は珍しく二人そろって登場ですね。

K:早く終わらせたいからね。

*:んもーう。ちゃんとやってくださいよ。

J:それよか、アケアタ初出場だったんだけど、凄かったな。
K:あんなアホなライブでノリノリになってくれるとは。
J:いい人たちだ。

*:今回のテーマは「感動を君に」ということですが。

J:この2週間前にやったクリニックイベントは、
  ホントにおもろいパーティーっぽい内容だったでしょ。
K:今回も同じことやってもしょうがないじゃない。
  そんでもっと実験的なことやってみようって。
J:「お笑い要素、一切なし」なのに笑えるという。
K:トラブリューがライブで「ロード」の映画流したの知ってる?

*:交通事故で彼女が死んじゃうやつ。

K:あれ見て、「チクショー。おもろいじゃねぇか!」って。

*:んもーう。不謹慎ですよ。

J:あれは本人らマジだから笑えるわけ。で、俺達もやってみようと。
K:そんで俺達は、メンバー3人がライブまでの間にバンドの絆を
  深める話を3話オムニバスでやろうってことになって。
J:ONO君は「愛情」ケムコは「勇気」ジャレコは「努力」という
  テーマで、曲と曲の間に映画を流そうということで。

*:しかしお客さんかなり笑ってましたよ。

K:そうだよ。笑ったやつは不謹慎だ!(笑)

*:しかし、エンディングでジャレコさんが「俺もガンバルゾ」って
  燃えてるところで、BGMにボーンスリッピーがかかった時、
  お客さん大喜びでしたね。

K:めちゃストレートな青春の表現。トレスポもろパクリだからね。

*:あと、ライブの最後でONOさんを置いてニューヨークに
  行ったはずの彼女が登場するじゃないですか。

J:「私ならここにいるわ!」って。

*:あれにはビックリしましたよ。

K:ステージ、映画、お芝居の融合が裏のテーマだったからね。

*:でも、自分の将来よりもONOさんとの愛情を選んだ彼女の
  「私、ニューヨークより大事なものが何かわかったの。」って
  セリフには、グッときましたよ。

J:それはいいすぎ。

*:そろそろ曲の方に移ります。演奏の方はマシントラブルが
  多くて大変でしたね。

J:もう最悪だよ。
K:ステージで踊ると、映像と音が飛んじゃうんだぜ。
  次回は器材変えて、もっと派手なパフォーマンスをするよ。
J:あとダンサーやってる奴が映像スイッチャーのアダプター
  家に忘れてきて、器材の後ろにつなぐ端子を手でつなぎ替えてた
  んだよ。曲順ムチャクチャになっちまったぜ。
K:でもお客さんいい人たちだったんで、ギクシャクしながらも
  踊ってくれた。ホント感謝してます。

*:今回は新曲「ピーコのファッションチェック」を初披露
  しましたね。

J:スッゲーいいかげんな曲で、ピーコの声サンプリングした時
  BGMでかかってたジャミロクワイのキャンドヒートが
  まんま入っちゃってる。
K:それを気づかずにそのまま使っちゃてる。

*:でも映像で最後ピーコがゲタの形した台車に乗せられて
  押し出される所は、凄い盛り上がりましたね。

K:盛り上がったといえば、「チューボーですよ」。
  マチャアキが「星三つ!」って言ったところでお客さんが
  キャーって拍手してて。
J:やってるこっちもわけわからん。
K:とにかく凄い盛り上がりだった。
J:後はヨネスケとかジーコとかヒット曲でまとめてっていう。
K:そうそう。今回「E・tomorrou」のボーカルを
  あさりどからwithTに差し替えたんだけど。
J:ほとんどの人は気づいてないだろうね。
K:やっぱそうかなぁ。

*:しかし今回のライブは過去最高におもろかったです。

J:そうかな。どうもありがとう。
K:でもこん次から大変だよ。今回、やりたいこと
  結構やり尽くしちゃったし。

*:じゃ、スペランカーズ解散ですか?

J、K:勘弁してよー。

一同:(爆笑)

曲目リスト

1:入場テーマ
2:E・tomorrow(withTミックス)

3:映画「RYOONOの場合」

4:ひとりでできた

5:映画「DJ KEMCOの場合」

6:ピーコのファッションチェック

7:映画「DJ JARECOの場合」

8:スペランカーズのテーマ
9:YONESUKE
10:チューボーですよ

11:フレンズ
12:VIVANON

ハーフタイムショー

「感動を君に」

sceen1 RYOONOの場合

デート中、RYOONOは彼女のひろみちゃんから
「ニューヨークで暮らすので、もう会えなくなる。」と打ち明けられる。
RYOONOは最後の願いとして、
5/22のアケアタでのライブに彼女を招待するのだが、、、

sceen2 DJ KEMCOの場合

アケアタに意欲を燃やすKEMCOは
散歩の途中、車に引かれそうな犬を助けようとして、
腕に大怪我を追う

車にはねられ宙を舞うKEMCO

腕の怪我により、シンセのツマミを回すと激痛が走る。


怪我を隠すケムコの気持ちを理解してくれるのは
助け出した犬しかいない。

sceen3 DJ JARECOの場合

ジャレコは調子の出ないケムコをなじり、
バンドの関係に亀裂が入る。
ケムコが怒って出ていった部屋に電話のベルが鳴る。
「えっ?おたくの犬を助けようとして腕に怪我を?」
ケムコの奴、そんなことがあったのか、、、


数日後、バンドの関係は冷え切っていたが、
ジャレコだけはケムコが以前のやる気を取り戻すことを信じて、
バンドの宣伝活動を行っていた。
そんなジャレコの気持ちが通じたのか、
ケムコも怪我をガマンしてフライヤー配りを手伝ってくれたのだ。


やる気を取り戻したケムコに負けてられないと、
ライブの成功を誓うジャレコ。
「よーし、俺も頑張るぞ!」


BGMのボーンスリッピーに乗せて、燃え出すジャレコ。
この時感動は最高潮へ!

sceen1+ その後

ライブ中も落ち付かないRYOONO。
来ると約束した彼女の姿がまだ見えないのだ。


ジャレコに託されたビデオレター。
「会うとさびしくなるので、会わずにNYへ行く。」という。
崩れ落ちるRYOONO。そのとき。

待って!私ならここに居るわ!!


ナント!NYに行ったはずのひろみちゃんがステージに!!

「私、NYより大切なものが何か、わかったの。」

「オノ君、歌ってやれよ。」


ひろみちゃんのために心をこめてキーボードを弾くONO君。
曲目は「フレンズ」

ライブ会場は涙に包まれた。

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